RM_horseの競馬コラム

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RIZIN25感想

 

RIZIN25の感想です。

本音を書くので結構辛口だと思います。

キックは詳しくないので、1試合除いて割愛させていただきます。

 

事前予想はこちら

 

朴光哲 vs. 白川陸斗

白川選手の3R TKO勝ち。

 

技術は朴選手が上回っていましたが、3Rに白川選手の打撃に捕まってTKO負け。

白川選手は最初のダウンで朴選手のガードに入って休んでいた。

その後ブレイクでスタンド再開でKO出来たが、

43歳のおっさん相手にダウンを取って上をキープして判定勝ちを狙うようでは

大した選手にはならないだろうなと実感。

 

朴選手はもうRIZINは潮時ではないか?打たれ弱くなっているし、

なんせ実力がもうローカル前座レベル。

この実力で朝倉未来選手に対戦表明していたのは信じられない。

プロ選手なら自分の実力の現在地を把握する必要があるし、

周りも指摘する必要がある。

 

 

内村洋次郎 vs. 萩原京平

萩原選手の1R KO勝ち。

 

あっという間に萩原選手が内村選手をKO。

内村選手は相当打たれ弱くなっているのだなと感じた。

こうなると技術はあって身体は衰えてなくても、

MMAファイターとしては潮時だと思う。

 

 

竿本樹生 vs. 北方大地

竿本選手の判定3−0勝ち。

 

事前予想では階級下の北方選手が

フィジカル負けするのではないかとしていたが、

北方選手がフライ級の身体をある程度作ってきて、

思ったよりはグラウンドで力負けしなかった。

しかし、それでもまだ階級差は見えており

全体的にパワー負けした感じ。

減量がキツいなら仕方ないが、ストロー級で見たい。

 

 

住村竜市朗 vs. レッツ豪太

住村選手の判定2−1勝ち。

 

語るところが無い試合。

スプリットや微妙な判定の場合、

どちらにも勝ちをあげたいと思う試合はあるが、

この試合はどちらにも負けをつけたいという試合。

打撃も交錯しないようなものでしかなく、

組んでも膠着してブレイクを連発。

 

住村選手は勝ってRIZINに定期的に呼ばれるようになりたいと

話していたが、この内容では勝っても次は呼ばれないだろう。

 

 

扇久保博正 vs. 瀧澤謙太

こちらでたくさん書いてます。

 

 

朝倉未来 vs. 斎藤裕

斎藤選手の判定3−0勝ち。

 

3ラウンドで朝倉選手がダウンを奪ったので

ニアフィニッシュという観点で朝倉選手の勝ちかなと思ったら

斎藤選手の判定3−0勝ちになった。

フラッシュダウンでニアフィニッシュとまでは認められなかったか。

 

打撃のヒット数は明らかに斎藤選手の方が多かった。

しかし試合後の朝倉選手の顔は綺麗で、

パンチが当たる寸前で衝撃は流していたということか。

それにしても貰いすぎで印象が悪すぎた。

 

斎藤選手の強打を3,4発貰っても打ち返してダウンを取るのは

ものすごい才能なので、朝倉選手はまだまだ強くなりそう。

 

勝った斎藤選手もまだまだ強くなりそう。

フェザー級が活性化してくるとさらに面白くなる。

 

 

江畑秀範と太田忍について

キックの試合だが言いたいことがある。

江畑秀範はテコンドーの強豪で少し注目されていた。

どれくらいキックボクシングに対応してくるのか?と思っていたら

テコンドーの構えのまま試合をして、パンチに全く対応できていなかった。

さらにひどいのはスタミナが切れており、戦える準備ができていなかったこと。

「2分3Rがテコンドーのルールなので、3分3Rをまともに、練習で軽いスパーリングをしたことはあるんですけれど、本気のスパーリングをしたことがなくて。」

【RIZIN】テコンドー江畑秀範「東京オリンピック団体戦へ向けてしっかり練習したいと思っています」 - ゴング格闘技より

3分3Rの強いスパーをしたことがない?

そんな状態でよくプロの試合をしたなと。

みんなお金を払って見ているんですよ。

 

テコンドーでオリンピックを目指すのは構わない。

それはそれで頑張ってほしい。

しかしプロでお金もらってキックボクシングの試合をするなら、

ちゃんとキックボクシングに対応して、

少なくともフルラウンド戦えるスタミナはつけてこいよと。

テコンドーの片手間でしょうもない試合をして小銭稼いでるんじゃないよと。

 

RIZINもこんなに仕上がってないのをリングにあげるなという話です。

晦日レスリングのオリンピックメダリストの太田忍氏が

所英男選手とMMAの試合をすることが発表されていたが

今回の江畑秀範を見ると、太田忍氏も仕上がってない状態で

出て来るのではないかと疑ってしまう。

相手もMMAセミリタイア状態の所選手を引っ張ってくるのも

余計に仕上がってないことを疑わせる要素。

 

太田忍氏は参戦挨拶後に解説に参加して色々話していましたが、

紅白歌合戦の審査員じゃないんだからMMAの素人を座らせるなと。

本人も試合をする前から解説なんかするもんじゃない、断れと。

せっかくのプロのMMAの試合が台無しだったなと感じた。